2015年11月1日 もどき戦 試合結果
もどき、2年ぶり7度目の賜杯。
フェニックスは悲願の初制覇ならず。
南日吉リーグに加盟して10年。横浜フェニックスは今季の目標にしてた決勝トーナメント進出を大きく越え、決勝の大舞台に立ちリーグ常勝軍団・もどきと対戦した。試合はもどきが得意の機動力を使い、終始フェニックスを撹乱させる展開。強打のイメージを持つもどきが今日はスモールベースボールでその万能ぶりをみせつけた。フェニックスは相次ぐ走塁ミスに打線も奮わず完封負け。念願の優勝まであと一歩及ばなかった。
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- 優勝を決め松田監督に続き胴上げされる山本主将
横浜フェニックス 対 もどき戦 4勝16敗1分
TEAM |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
R |
H |
E |
横浜フェニックス |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
もどき |
1 |
0 |
2 |
0 |
0 |
2 |
x |
5 |
? |
? |
横浜フェニックス |
打 安 打 H 通算
数 打 点 R 打率 |
(二)仁尾順 |
3 1 0 .283 |
(左)秋山 |
2 0 0 .278 |
(投)岩見 |
3 0 0 .250 |
(三)梶原 |
3 0 0 .186 |
(指)安里 |
2 1 0 .265 |
(遊)保戸田 |
2 0 0 .050 |
(一)山田 |
2 0 0 .313 |
(右)松木 |
2 0 0 .227 |
(捕)新井 |
1 0 0 .056 |
(中)飯野 |
1 0 0 .207 |
(代)岩崎 |
1 0 0 .176 |
投手名 |
回 |
安 |
振 |
四 |
責 |
防御率 |
岩見 |
6 |
? |
5 |
3 |
5 |
3.00 |
- やはり強い『もどき野球』
- 昨年は無敗ながら、規定試合をクリアできず決勝トーナメントに出場出来なかったもどき。今年は規定もクリアして順当に決勝トーナメントに進出してきた。
準決勝の鯱戦では、草野球離れ したエース岡村の豪腕の前にさすがに苦戦を強いられたが、数少ないチャンスからミスを誘い1-0と厳しい試合をものにした。その内容は前回もどきが優勝した2013年の決勝戦で、ノーヒットでブラックスに1-0のサヨナラ勝ちを収めたことを思い出させるほど厳しいものだった。そんな勢いにも乗って迎えたフェニックスとの決勝戦では、相手の隙を突く守備や走塁、ミスに乗じて機動力でたたみかけるなど終始相手を圧倒し、2年ぶりの賜杯を握った。
接戦に圧倒的強さを見せつけるもどきの凄さはミスが少ないこと。そしてどんな投手でも対応出来る打線、安定した投球をする坂本・畑の二枚看板に山本捕手の頭脳的なリード、そして攻撃的野球でプレッシャーをかけ続けられる個々の能力…どれを取っても レベルの高いもどき野球は王者を名乗るのに相応しいものであった。
- フェニックス●も大健闘。
- 1998年にチームを創設して17年、過去300試合以上決勝という言葉すら縁のなかったチームがあと1勝というところまできたが惜しくも優勝は叶わなかった。チーム発足当初からのメンバーも約半分がこの台中に足を踏み入れ、この大舞台に特別な想いがあった選手もいただろう。決勝では敗戦となったが、今年は開幕戦のもどき戦勝利、天敵チェリーズを撃破、ホークス戦での土壇場同点劇を演じるなど、今季の結果は大健闘と言っていい。
メンバーも全体的に老け込んきたところで若手の台頭や名スカウト出現もあり、以前のチームより今の方が力は上だろう。そんなフェニックスに見る目を変えてくる可能性がある他チームに対して、来シーズンはどこまで戦えるかに注目したい。
- 岩見、完投負けも『あっぱれ』
- 決勝のマウンドに立ったのは岩見。時折手元が狂い何度か死球を与えてしまう場面があるも、全体的な制球は相変わらず安定して打たれたヒットも全て単打と試合は作り上げた。味方打線が0に封じられてしまい無念の敗戦投手とはなってしまったが、シーズン前はどれほど投げられるかわからないまま迎えた投手が開幕戦からほとんどの試合に登板してシーズン終了まて投げ切ったことを考えればこの上なく称賛すべき結果と言えよう。打撃でも数字を残し、リーグ最多勝まで獲得してしまった岩見。信頼を得た右腕は来季の更なる活躍を誓った。
- 岩見投手
- ---お疲れ様でした。チーム 初の決勝戦のマウンドを託されながらも堂々のマウンドで内容も悪くなかったと思いますがいかがでしたでしょうか?
- 調子がよかったわけではなかったですが、少し間が空いたので不安定でした(ーー;)期待に応えられなくて申し訳ないです。
- ---打力もさることながら巧さも合わせ持つもどきの印象はいかがでしたでしょう?
- やはり練習してるなという印象ですね。さすがです!
気付いたら点取られてるって感じでした。完敗です。
- ---決勝こそ敗れはしましたけど、今年は投打共に岩崎スカウトと首脳陣の期待に応える活躍を見せてくれました。ご自身ではどう評価しますか?
- これだけの期間定期的に野球するのも10年ぶりくらいなので、怪我しなくてよかったと思います。ピッ チャーも今季ほど投げたことははじめてなので、いろいろ反省はありますが、おかげさまで楽しくできました。ありがとうございます!
- ---実は南日吉リーグ最多勝です。ピンときませんが、この関東でも最高峰のリーグでの獲得は素晴らしいですね。
- 使っていただいた監督とみなさんの得点のおかげですね。完封できるようになりたいですね。
- ---個人的な課題もあるかと思いますが、これに懲りず来年は更なる活躍を期待してます。
- 今年一年でいろいろ経験させていただいたので、来年に繋げたいですね。投げるほうも打つほうも、課題がいっぱいなので、ひとつでも克服して行きたいです!
- ミニマイク

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- 安里選手
- (唯一のクリーンヒットに盗塁に声も出し)よく奮闘した?ヒットは良かったですが、盗塁はイメージでは楽々セーフですがギリギリなので来季に向けてダイエット始めます!
- 高原選手
- (代打の切り札で控えながら出番なく)ただの札?
監督の胴上げをするために参加したんだけど、誠に残念・・。点差は離されたけど、勝てない試合でもなかった様に見えたんだけどね。野球は奥が深いねぇ。もう1ランク上の野球を来シーズンは期待!!皆さん、お疲れさまでした。
- 飯野兼任監督
- 運よくつかんだ決勝の切符だったので勢いで何とか優勝をしたか ったのですが、やはり現実は厳しく個人的にも組織的にも完全に相手が上でした。振り返れば数字に表れないミスが10個くらいありましたし、警戒してた機動力も練習不足が出てしまい、まだまだ優勝してはいけないということを感じさせられました。ただ、ここまで番狂わせを起こすことが出来た選手達に感謝します。と同時に決勝で直接味わったこの悔しさを持って再び来年も挑戦して行きたいと思います。
そしてこの大舞台の主審を務めて頂いた佐藤さんを始め、審判をしてくださった6チームの皆様ありがとうございました。こんな決勝戦にしてしまいましたが、再びこの場に来る時があればもう少し質の高い野球で戻って来たいと思いますので来季もまたよろしくお願い致します。
- 山田主将
- フェニックスは初の決勝トーナメント出場で、完全に雰囲気に飲まれてしまってましたね。もどきとは実力はもちろん、経験でもまだまだ追いつけていませんでした。ミスの積み重ねで徐々に流れが向こうに行って、一度もこちらに流れを取り戻すことができませんでした。完敗でしたが、やはり決勝トーナメントは楽しかったです。来年は一位通過とはいかないと思いますが、また決勝トーナメントの舞台に戻って、雪辱を晴らしたいと思います!
- もどき・松田監督
-
勝戦は自分達の目指してきた良い形で優勝できて良かったです。
昨年は試合数が足りずプレーオフには出場できなかったので皆優勝するのに燃えていたと思います。
今後は南日吉リーグを盛り上げていくと共に皆に元気を与えられるチームを継続して作っていければと思います。
理事長の中村さん・各チームの審判の方に感謝します!
- もどき・山本主将
-
早い回に先制点を取れたことで試合のペースをつかむことができ勝利に繋がったと思います。フェニックスさんもうちの投手のモーションが大きい部分をついてくる走塁の姿勢もありハラハラしましたがなんとか踏ん張ることができて良かったです。
来年も熱い試合でリーグを盛り上げましょう。
今年一年ありがとうございました。
- ~ 本日の主将賞・監督賞 ~
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- 監督賞 保戸田内野手
- センターに抜けそうな当たりを好捕した。そしてプレー中終始的確な指示・掛け声をかけていた。
- 主将賞 安里選手
- クリーンヒットからの2盗塁で唯一の得点チャンスを作った。