2019年10月20日 チェリーズ戦 試合結果

善戦及ばず力負け。

P、試験登板も洗礼を浴びる。

リーグ戦も終わり、フェニックスは伝統の一戦・チェリーズとのエキシビジョンマッチにて今シーズン最終戦を行った。フェニックスは高原、保戸田、岩崎の異色リレーで挑んだが、さすがのチェリーズも黙るはずがなく、1発やボークで失点するなど力負け。打線もチェリーズの好投手・増子の前にほとんど手が出ず唯一の得点も暴投によるものだけ。今季は散々のシーズンを送ったフェニックス。リーグ内でもどこからともなく次々沸いて出てくる本格派投手を攻略出来なければ、来季の決勝Tも見えてこないだろう。

横浜フェニックス 対 チェリーズ戦 5勝24敗2分
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 R H E
横浜フェニックス 0 0 0 1 0 0 0 1 5 0
チェリーズ 0 2 0 1 0 1 x 4 ? ?

勝   増子  1勝以上

   高原  1敗

横浜フェニックス

打 安 打 H 通算

数 打 点 R 打率

(二)関口  3 2 0   .455
(指)山田  3 0 0   .043
(遊)岩見慎  3 1 0   .235
(一)梶原  3 0 0   .231
(三)保戸田  3 0 0   .087
(右)岩見賢  3 1 0   .200
(左)岩崎  3 0 0   .176
(捕)新井  2 0 0   .040
(投)高原  2 0 0   .176
(中)飯野  2 1 0   .200
投手名 防御率
高原 2 ? 0 2 2 16.33
保戸田 3 ? 3 0 1 3.87
岩崎 1 ? 0 1 1 11.67
先発高原、晴れのち雨
先発のマウンドを託された高原は初回から低めにボールを集め、変化球も決まるなど上々の立ち上あがりを見せたが、2回、突如球が浮き何年ぶりかの一発を浴びるなど容体が急変。2回が終わった段階でマウンドを降りた。50にもなる男に長いイニングを任せたいのは酷だが、まだまだ彼は出来る。ある程度の手応えをつかめたであろう高原の来季の変わり身に期待したい。
高原投手
---お疲れ様でした。様々な見方があると思いますが、全体的に内容はよかった印象を受けましたけどいかがでしたか?
今回は自分的には50点でチーム的には40点と言うところでしょうか・・。まぁ、前回よりは良かったかな程度です。
---ただ、2回に早くも球が上ずって来てしまい少し電池切れが早かったですかね?
そこは前回と同じで基礎体力不足の一言ですね。
---自身で振り 返ってましたが被弾が久しぶりでした。悪い球ではなかったにも関わらず気持ちの良い被弾でした。打った中選手に一言お願いします。
気持ちのいい、一発でした。その前の四球が余計でしたが・・。
---投手不足となった今、50歳を迎える高原投手には酷ですが、来年は投打に活躍を期待するファンが多いかと思います。最後に意気込みをお聞かせください。
期待されているかは別にして、やっぱり自分自身が投手が好きなようです。課題は山積みですが、来期に向けてオフシーズンでの強化に取り組みます。先ずは年末ハワイでの自主トレからかな・・。

来年1人でも抑えれば元中日の山本昌投手の最年長登板の記録を塗り替えます。ハワイでも日吉でも構いませんのでカムバック賞を獲れるように強化をお願いします。

チェリーズ・中、先制2ラン!
2回、ランナーを1人置き迎えた打席で真ん中やや低めを捉えた低い打球は左中間へ。外野もほとんど動くことなく体育館に直撃する文句なしの一発には敵チームもすっきりするくらいの1発だった。
チェリーズ・中選手
長いトンネルを抜け出すため硬式木製バットからビヨンド使い始めて2試合目の初打席で打てました。今シーズン残り1試合でビヨンドの魔力に気がつき後悔しております。

リーグ戦終了後に気づいたのは残念でしたね。と同時にやみつきになる人の気持ちも理解出来たかと思います。ただ、長くなるトンネルの早い段階で首脳陣がビヨンド使用を提案しておけば今年佐藤監督が宙に舞っていたかと思うと、フェニスポ編集部も残念でなりません。

C・土屋、ホームランまであと5歩・・。
3回、土屋の放った痛烈な打球は右中間へ。そしてランニング本塁打の可能性が出てきたチェリーズナインは大盛りあがり!全力で走る土屋に声援が飛び、外野から中継が始まっている段階ではまだ三塁に到達していなかったが、回れ回れ!!と無数の声が上がるベンチからの声に、行かなければむしろやられると思ったのか土屋はただ真っ直ぐホームへ・・しかし、練習もしたことのないフェニックスの中継プレー(しかも9ー4ー1-2)がたまたまうまく行き、土屋はあえなく憤死。笑いも起きる幻の本塁打となった。
本塁打未遂のチェリーズ・土屋選手
1,2,3で振ったら、いいところに飛んでくれましたが、まさか10年以上振りにベースを全力で1周する事になるとは思いませんでした。笑
見事な中継プレーで最後はホームで刺されましたが、次回は悠々とホームに帰ってこられるように走り込んでおきます。

公式戦なら3塁で止められていたかもしれないタイミングでしたが、この1周ベーラン憤死と爆笑はきっと本塁打以上のものを得たはずです。

ミニマイク
関口内野手

(一人で唯一の得点を演出し技あり一打も魅せる活躍)
スリーベースは朝練の効果が出たと思います。レフトへのヒットは体が上手く反応してくれたのが良かったです。

岩見(賢)外野手

(本塁打阻止貢献とカーブに反応した技あり一打に)仕事した?
本塁打阻止の場面は、打球に追いつくように回り込みたかったですね…。結果オーライでしたが、ミスりました。。。カーブは久々打ててよかったです。笑

岩崎投手

(今年二度目の登板)今度はボークで投手の難しさを経験した?見よう見まねで牽制で投げるふりはできるかと思ったんですが…課題は増えましたが頑張りたいです。

飯野兼任監督

チェリーズの皆様、練習試合ありがとうございました。チェリーズの増子投手が最後まで球威も落ちず安定してたのでチャンスはほとんどありませんでしたが、まだ試合にはなっていたのでよかったです。練習試合でしたので色々試したかったのですが、チェリーズ相手ですと僅かなチャンスがあればと一瞬勝ちにもこだわってしまいますね。結局勝てませんが。来季のキーマンは高原と岩見投手です。復活してもらい、来季はまず決勝Tを目標にして行きたいと思い ます。

山田主将
チェリーズも貧打と言ってますが、やはりフェニックスの貧打とはレベルが違いますね。新戦力の関口・岩見賢は安打を放つも、前からいるメンバーは全く打てない。フェニックスに長く在籍するとだんだん打てなくなるというジンクスがあるようです。
チェリーズ・佐藤監督
何回目になるか伝統の一戦ありがとうございました。
公式戦ではないと打ち出すという、タイムリー欠乏症に代わる新しい病が確認されました。しかし、試合に勝利できたことは嬉しく思います!また、次の伝統の一戦に備えてチーム力の強化にあたります。

伝統の一戦も試合を重ねてはや31戦目となりました。しかしフェニックスはわずか5勝・・伝統というより、もはや茶番です。新種の病発病ですか・・お気の毒です。フェニックスは試合の前に、寝坊の病が他人に転移するなど、野球でないところからも病が多発しすぎてもう手が付けられません。

~ 本日の主将賞・監督賞 ~
監督賞 関口内野手

2安打1盗塁に唯一の得点をあげるなどチームに大きく貢献した。

主将賞 岩崎投手
初ボークを経験し、投手としてまた1つ経験を積んだ。